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「Hygge(フーガ)」とは、「家庭的な居心地の良さ」を表すスウェーデン語です。
自然素材を活かしたあたたかさに、クラフトマンシップの粋をプラスした心地のよい空間が、Hygge(フーガ)の提案する生活スタイルです。
また、Hygge(フーガ)は長く使える家具であることを前提に、できるだけ環境負荷を抑えたサスティナブルなものづくりを目指しています。自然への敬意を忘れず、閑寂の中の奥深さ豊かさを楽しむ。
是非、インテリアにお気に入りのアートや植物を取り入れて、あなたの暮らしを楽しんでください。

Japandi(ジャパンディ)とは、「Japanese(日本風の)」と「Scandi(スカンディ/北欧風の)」を組み合わせた造語です。
日本の「侘び寂び」に見られる、余白や不完全さに趣を見出す美意識と、北欧の「長い冬を家の中で心地よく過ごす」ための、機能的で無駄のないデザインを融合したスタイルを指します。
日本と北欧は元々どちらも、華美な装飾を控え、実用性を重視した素朴な家具をインテリアに取り入れる傾向があります。連綿と続くそれぞれの文化が、遠く離れたわたしたちをこれほどまでに惹きつけ合うのでしょう。
双方の美学と価値観に育まれた上質なデザインの家具が、わたしたちの暮らしをより豊かにしてくれるのです。

ユニバーサルデザイン(UD)とは、年齢・性別・身体能力などにかかわらず利用できるデザインのことを言います。
長く使える家具=素材が良く、丈夫で、メンテナンス性に優れている。本当にそれで、一生ものの家具としての役割を果たせているのだろうか。Hygge(フーガ)は家具メーカーとして、長年自問してきました。
年齢・体格 等によって、心地良さの感覚は人それぞれ。
ユニバーサルデザインの商品の開発には、人間工学に基づいた見地からの検証が不可欠です。UDマーク商品は神奈川県工業技術研究所様との共同研究を行い、商品化しています。
ユニバーサルデザインは、高齢者や障がい者のための特別なものではなく、デザインと機能を追求した究極のミニマリズムの形なのです。

箱根の伝統工芸 寄木細工(よせぎざいく)は、様々な種類の木材を組み合わせ、それぞれの色合いの違いを利用して模様を描く木工の技術です。200年の歴史を持つこの技術を、Hygge(フーガ)のデザインと組み合わせて誕生したのがYOSEGIシリーズ。
家具の製造工程でどうしても出てしまう端材をアップサイクルし、美しい文様として生まれ変わらせました。これまで捨てられてしまっていたものたちに、本来の役割を全うしてもらうために。
Hygge(フーガ)は、自分以外の他者や地域社会、自然環境などを思いやるエシカルエコノミーを、自分たちのできるところからはじめます。
YOSEGIシリーズの製造にあたっては、箱根寄木細工の伝統工芸士である 川石 二郎 氏 に師事し、心をこめてお作りしております。